制作事例 CASE1:モレスキン名入れ

こんにちは。

梅雨の時期に入りましたね。


お店では、印刷サービスが再開してから少しずつお客さまが増えて嬉しい限りです。

人気の体験サービスはワンコインやコードホルダーですが、今回は、あまり知られていない活版印刷機レンタルの事例をご紹介させていただきます。



ー活版印刷機レンタルとは?

店内にある小型の活版印刷機(テキン)をレンタルできるサービスです。

レンタルといっても、機械をお店から持ち出せるという意味ではなく、時間内は自由に印刷できる!といった感じのサービスになります。


カードやハガキだけでなくコースタやノート、手帳、紙袋、革など、平らなものなら何でも印刷できます。お店では活版印刷の凹凸が出やすい厚みのあるミニカードを販売しているので、手ぶらでご来店いただいても構いません。お持ち込みの場合は、素材や厚みの向き不向きなどがありますので、ご予約時にご相談ください。




~制作事例~

今回は、お持ち込みの「モレスキンの手帳」への名入れです。


モレスキンはイタリア生まれの文具メーカーです。日本でもLOFTや東急ハンズなどで商品を購入することができます。撥水加工が施された丈夫な黒色の表紙とゴムバンドが特徴で、手帳以外にもノート・スケッチブック・メモなどのシリーズが展開されています。


手帳やノートを印刷するときは、表紙の厚みによって印刷方法が少し異なります。薄いノートをそのまま挟んで印刷すると中の紙までへこんでしまう可能性があるため、厚紙を1枚挟んだり、ノートを開いて印刷します。今回はハードカバーの厚みがある表紙だったので、そのまま挟んで印刷しました。手帳自体は約1.5cmとかなり厚いので、予め機械を調整して印刷しやすいようにしています。


文字は店内の活字を使用し、ゴールドのインキで印刷されていました。活字は手帳のサイズ感や仕上がりイメージに合わせて、書体や大きさを選びます。インキはゴールドとシルバーをおすすめさせていただきました。黒や紺など濃い色の上に印刷する場合は、インキの色が透けて発色があまり良くない可能性があるので、インキ自体に粒子が含まれているゴールド・シルバーのインキを選ぶのがおすすめです。




~印刷内容~

アイテム:モレスキンの手帳 1冊

コース:活版印刷機レンタル

印刷版:店内活字 (センチュリーオールド)

手帳:ポリプロピレン(ハードカバー)

サイズ:約130mm×210mm×15mm

インキ:ゴールド

所要時間:1時間30分


印刷機のレクチャー、活字の組版、印刷位置の確認、印刷練習、片付けを含みます。

※所要時間は状況によって変動いたしますので、ご参考程度にご覧ください。


モレスキンへの名入れは事前にご相談・ご予約を済ませていただき、商品のご購入もお客さま自身でお願いいたします。また、万が一印刷のズレやかすれが出た場合でも保証ができませんのでご了承ください。



ご予約・ご相談はメールにて受け付けております。

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